皆さんはガンダムのプラモデル、通称「ガンプラ」の国内生産量のほとんどが、静岡市で作られているのをご存じでしょうか? そんなバンダイの静岡工場が新しくなり先日、「every.しずおか」で潜入取材させて頂きました。

 工場内はトイレのマークが、プラモデルパーツがつながった枠(ランナー)だったりと遊び心満載! 今までは別場所でしていた商品保管・箱詰めを、新工場ではパーツ製造から箱詰めまですべて行われます。

さらに1枚に1色しかできなかったランナー製造も新工場では1枚で4色に! プラモデル完成後に自分で色付けしなくてもよくなり、初心者に優しくなっているそうです。

 製造されたランナーは機械でつり上げられ、天井をつたって保管する倉庫へ。機械化が徹底されていて、最先端技術、近未来の世界を見ている気分になりました。ただ最終工程の箱詰めは「人の手」。最後にふたをする時の微調整は機械には出来ないそうで、スムーズに作業するスタッフさんを人間として誇らしい気持ちで見ていました。

 工場潜入して目に映るものすべてが楽しかったのですが、一番興奮したのが工場内の業務伝達音が人気アニメの主題歌BGMだったことです。そこで働く方々の根底には“楽しむ”があるんでしょうね。

編集部おすすめ