★新潟1R・2歳未勝利の馬トク激走馬=ベアゴーフォー

 福島でのデビュー戦は流れに乗れず6着に終わったシャンハイボビー産駒だが、2戦目は新潟でレースぶりが一変。前残り流れでもしぶとく3着に食い込んで見せた。

 初戦は絞れる余地を残した体つきで気合不足だったものの、2戦目は使った効果が歴然で馬体もシャープに変身した。引き続き同じ舞台なら前走以上の期待が持てる。  

 激走馬にピックアップされた要因は「近走着順から期待高」と「近走頭数から期待大」。鞍上の松岡正海騎手がバイタルジョッキーに選ばれている点も見逃せない。

★札幌6R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ブルースバローズ

 今年3月のデビュー戦で3着に好走。二の脚がつかず4角でも厳しい位置取りだったが、直線は内から馬群をさばいて1頭だけ際立つ末脚を披露した。

 半姉には2014年阪神JFを制したショウナンアデラなどがいる血統馬。2戦目の出走取り消しで4か月半ぶりの実戦とはいえ、大化けしても驚けない。

 今回は「このレースに向く体形」と「脚長で推進力ある」の2点が激走馬に挙がった要因。厩舎指数も2位の数値を算出するなど勝負気配が漂っている。

★中京10R・3歳上1勝クラスの馬トク激走馬=ゴメンネジロー

 芝でデビューしたタワーオブロンドン産駒だが、ダート初投入の3戦目で初勝利。昇級初戦も2着に好走するなど早くもクラス突破のめどを立てた。

 直近2戦の阪神では4、6着。序盤からテンのスピードについていけず鞍上が押していく形になっただけに、7ハロン戦への投入は吉と出そう。

 激走馬の要因としては「好枠引き期待大」と「前走より枠順が好転」の2点が挙がっている。2着の好走時と同じ斤量53キロで臨めるのもプラスに働く。

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