女優の福原遥が8日、東京国際フォーラムで主演映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(23年公開、成田洋一監督)のシネマ・コンサート&トークショーに出席した。同作の続編製作も発表した。
福原と俳優・水上恒司がダブル主演を務め、現代の女子高生・百合が、特攻隊員の青年と恋に落ちる物語。23年12月に公開され、興行収入が45億円を突破する大ヒットを記録した。
福原は、会場の4600人の観客を見渡し「公開から1年半がたち、このような形で見ていただけることをうれしく思います。終戦80年を迎えるタイミングでこの作品を届けることに、本当に意味があると思う」とうなずいた。
この日は、新日本フィルハーモニー交響楽団の生演奏とともに上映され、「本当にすばらしかったです。こんなに贅沢なことがあるんだなと感動しました」と胸いっぱいな様子。共演の伊藤健太郎も「本当に鳥肌が立ちました。生きていることへの感謝の気持ちを改めて感じた作品です」と語った。
福原は公開期間中に16回の舞台あいさつをこなすなど、思い入れの深い作品であることを明かし「今日が17回目(の本作イベント登壇)。自分にとってかけがいのない、一生大切に残る作品。今の自分に何ができるか考えるきっかけにもなりました」と平和への祈りを語った。
イベントではサプライズで、本作の続編製作を発表。