8月9日の新潟1R・2歳未勝利戦(ダート1200メートル=15頭立て)は、単勝1・9倍に支持されたサトノボヤージュ(牡、美浦・田中博康厩舎、父イントゥミスチーフ)が、2着馬に大差をつける圧勝でデビュー2戦目にして初勝利を挙げた。勝ち時計は1分10秒8(良)で、22年7月31日にスクーバーが記録した2歳コースレコードを0秒2更新した。

 最内の1番枠からスタートはひと息だったが、二の脚がついて一気にハナヘ。そのまま手応え良く直線を向くと、みるみる後続を引き離して2着のグラティアムに2秒0差もつけた。

 戸崎圭太騎手は「スタートで待たされたぶん、出負けしましたが、エンジンがかかってからはスッとハナに行けました。1回使って行きっぷりが良かったし、能力があるのは間違いないです」と、秘める素質を高く評価した。

編集部おすすめ