8月9日の新潟3R・2歳新馬戦(芝1200メートル=17頭立て)は、8番人気のベルフラム(牝、栗東・高橋一哉厩舎、父リアルスティール)が、直線で抜け出してデビュー戦を白星で飾った。22年の京都記念を制したアフリカンゴールドを叔父に持つ血統。
大外の17番枠から好スタートを決めて、道中は6番手で運んだ。直線では外から脚を伸ばして、2着のカラーオブサクセスに2馬身半差をつけて振り切った。
田口貫太騎手は「ゲートをうまく出てくれて、スムーズな競馬ができました。追ってからもしっかり反応して、いい内容でした。折り合いに難しいところはあるが、うまくクリアしてくれて、ここから成長していってくれれば」と汗をぬぐった。
高橋一調教師は「血統的にはダートかもしれないが、小柄ですし、走りが軽いから芝からおろしました。(今後の路線は)気性的に短距離かなと思います。大事に育てていきたい」とうなずいた。