札幌11R・エルムステークス・G3・馬トク激走馬=ペリエール

 前走の大沼S・リステッドで、23年ユニコーンS以来、2年1か月ぶりの白星を挙げたヘニーヒューズ産駒。2番手を取り、向こう正面ではまくる馬がいたが、冷静に追走。

3角過ぎから早めにスパートし、2着に2馬身半差をつけた。佐々木大輔騎手は「追い切りのフットワークから小回りが合いそうと思っていた。強かったです」と高い評価を与えた。

 中間は函館で調整され、好調をキープできており、激走の反動は感じられない。2戦2勝の得意距離、水分を含むダート、早めからどんどん仕掛ける鞍上とも手が合っており、持ち前の機動力を生かし上位争いに加わるシーンを描く。

編集部おすすめ