8月9日の札幌8R・で武豊騎手=栗東・フリー=が騎乗した単勝1番人気のナリタヒカリ(牝3歳、栗東・荒川義之厩舎、父ルヴァンスレーヴ)が勝利。武豊騎手は87年3月のデビューから39年目で、史上初となるJRA通算4600勝を達成した。

(2位は横山典弘騎手の2982勝)。

 1987年3月1日のデビューから2万5216走目での達成。初勝利は87年3月7日の阪神3R(ダイナビショップ)。

 これまでにG1・84勝含む、JRA重賞366勝(ともに歴代最多)を挙げている。

 武豊騎手「40年近くやっていますが、気がついたらと言うかあっという間という気持ちが強いです。いろんな人たちに支えていただいた結果なので、感謝しています。今日、絶対にしなきゃと思っていました。池添君からもプレッシャーをかけられていたので、ホッとしました(笑)。(4500勝からの100勝は)いい馬にもたくさん乗せてもらえたし、中身の濃いレースもありました。これからが大事なので、また頑張りたいです。本当に多くの馬と関係者が、勝つのも大変な中で、1勝を目指して仕事をしているので、重みを感じる数字です。みんなに今日決めてほしいと言われていましたが、ルメールさんが来ているのでなかなか勝てなかったけど、このレースは乗ってなくて良かったです(笑い)。

札幌は初日から多くのお客様が来てくださっていて、励みになります。今年もいい夏にしたいと思うので、札幌後半も頑張りたいです。もっと勝利を積み重ねていきたいですね。いつも応援してくれてありがとうございます」

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