8月9日の中京メイン・三河S(3歳上3勝クラス、ダート1800メートル=16頭立て)は、2番人気のポッドロゴ(牡4歳、栗東・西園正都厩舎、父ロゴタイプ)が勝利した。勝ち時計は1分52秒7(良)。
ゲートを五分に出ると、先行集団を見ながら中団を追走。4角を4番手で回り、直線で外に出されるとじわじわと加速した。長くいい脚を使って、残り約150メートルで前3頭をかわして先頭へ。大外から勢いよく追い込んできたペンナヴェローチェ(川田将雅騎手)を首差で退けた。
当初騎乗予定だった幸英明騎手が4Rで落馬負傷したため、急きょ乗り替わりとなった長岡禎仁騎手は「3、4コーナーをロスなく、内から2頭目でリズム良く運べました。外に出してからはすごくいい脚を使ってくれました。直前で依頼して下さったオーナーに感謝したいです」と振り返った。
西園正調教師は「具合がすごく良くて、勝ち負けかなと思っていた。急に乗り替わりになった長岡騎手が上手に乗ってくれた。力をつけている」と評価し、「もともと上のクラスでやれる馬だと思っていたし、将来は大きいところを取れると思う」と期待した。今後は未定。