◆女子サッカー◇SOMPO・WEリーグ第1節 C大阪ヤンマー0―0マイナビ仙台(9日・ヨドコウ)

 女子サッカーの「SOMPO・WEリーグ」が9日、開幕した。C大阪ヤンマーは本拠地のヨドコウで開幕節を迎え、マイナビ仙台に0―0の引き分け。

約5年ぶりに復帰したFW宝田沙織(25)は1トップで先発出場したが、後半36分に右足をつり交代。「しっかり準備したが、交代は自分の実力」と悔しいリーグデビュー戦となった。

 C大阪下部組織出身。約4年半、海外3か国でプレーし、女子日本代表「なでしこジャパン」では169センチの長身を生かし、DFで活躍した。だが、「FWをやりたい」と古巣へ。チームは昨季リーグ2位、11得点のFW矢形海優(25)がマイナビ仙台に移籍。17年のなでしこリーグ2部時代に得点王にもなった宝田への、ストライカーとしての期待は大きい。

 昨季、日テレ東京Vを初優勝へ導いた松田岳夫監督(63)は「もっとチーム全体で彼女の使い方を考える必要がある」と次戦への課題を挙げた。宝田も「しっかりFWの仕事をしたい。点を取ってリーグを盛り上げたい」と、前線に立つ責任感を口にした。(森脇 瑠香)

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