中京7R・CBC賞・G3・馬トク激走馬=ワイドラトゥール

 2走前の愛知杯(中京・芝1400メートル)は、前半3ハロン32秒7の激流を利して後方3番手から直線大外から内の馬たちをのみ込み、1馬身半差の完勝。北村友一騎手は「4コーナーでの反応が良かった。

瞬発力がこの馬の良さだと思います」と評価した。

 続くヴィクトリアマイル(11着)ではスタートを決め、折り合いもついたが、伸びきれず。脚はたまっていたかに見えたが、ピリッとした瞬発力は使えず、またしてもマイルの洗礼を浴びた形だ。

 前走後は7月11日に外厩・吉澤ステーブルWESTから帰厩し、Wコースほかで時計5本。愛知杯は激流でも道中でしっかり脚をためられただけに、スプリント戦でスムーズな追走がかなえば、中京で差し脚再現のシーンも十分にある。

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