◆卓球 ◇WTTチャンピオンズ横浜 第4日(10日、横浜BUNTAI)

 男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク28位の戸上隼輔(井村屋グループ)は同2位の王楚欽(中国)に1―4で敗れた。

 第1ゲーム(G)は7―11で落としたが、第2Gはサーブや強化してきたレシーブで先手を取って攻め、立ち上がりから5連続得点を奪うなど11―5で奪取した。

だが、第3G以降は精度を高めてきた相手のプレーに押され、ラリー戦で上回られた。3ゲーム連続で落とし、8強で敗退となった。

 今年4月に18年W杯団体銀の上田仁氏を専属コーチに迎えた。9日夜遅くに行われた2回戦の試合後には、準々決勝に向け「上田さんと歩み始めて、中国のトップ選手とやるのは初めて。ここ最近、かなり自分自身も進化してきているなという自負はあるので、どこまで通用するのか。挑みたい」と語っていた。世界王者との一戦は、自身の現在地を知る絶好の機会だった。随所で成長は示したが、王には6戦全敗となった。

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