サマースプリントシリーズ第4戦となるハンデ重賞のCBC賞・G3(8月10日、中京競馬場・芝1200メートル、良)は、ハンデ57キロで5番人気のインビンシブルパパ(牡4歳、美浦・伊藤大士厩舎、父シャラー)が、直線で後続の追い上げを振り切り、逃げ切って重賞初制覇を飾った。南半球産の重賞制覇にSNSでは「令和版キンシャサノキセキ」などの声が上がっている。

 デビューからダートに起用されていたシャラー産駒は、リステッド競走の京葉Sを含む5勝を砂でマーク。初めて芝に投入された前走の函館スプリントSはハナに立って4着に粘り込んだが、芝2戦目で見事重賞タイトルを手にした。

 同馬は南半球産のシャラー産駒。2023年のイングリス社のイースターセールで落札額が20万豪ドル(約1800万円)だった。近年も南半球産の輸入は少ないが、かつては2010年から高松宮記念を連覇したキンシャサノキセキや、2019年ダービー卿CTなど重賞2勝を挙げたフィアーノロマーノなどがいる。馬名の意味は「無敵のおとうさん」。

 インビンシブルパパの勝利にSNSでは「これは令和のキンシャサノキセキ」「こういうバリバリの海外血統が日本に適応して繁栄したら」「本当にテンが早いなー」「強すぎる~!」「外枠からでも上手く乗ったね」「まさに無敵のパパだ」「馬名意味「無敵のおとうさん」www好きすぎる…!」「芝のほうが強いじゃん…」「見事な逃げ切り!」「わりと楽に逃げられたなぁw」「まさかの初重賞は芝でした」「芝転向して良かったな」などのコメントが寄せられている。

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