◆卓球 ◇WTTチャンピオンズ横浜 第4日(10日、横浜BUNTAI)

 男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク4位の張本智和(トヨタ自動車)が同9位の向鵬(しゃん・ぱん、中国)を4―2で退けた。

 向鵬とは過去1勝1敗で、23年シンガポールスマッシュ以来の対戦だった。

第1ゲーム(G)は11―13で競り負けたが、台上技術やバック対バックのラリーで粘り強くつなぎ、要所でフォアハンドを振り抜いた。第2Gは11―6。台からやや離れてプレーした第3Gは失ったが、第4Gからサーブが効き、2ゲームを連取した。

 第5Gは10―11から2連続で得点。マッチポイントを握ると、最後はバックハンドレシーブで決め、右手の人さし指を掲げて歓喜。WTTチャンピオンズは、22年7月の欧州サマーシリーズで初代王者に輝いている。2度目の制覇まで、あと2勝。準決勝は世界31位のジャー(米国)と対戦する。

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