◆フィギュアスケート サマーカップ 第2日(10日、滋賀・木下カンセー・アイスアリーナ)

 ジュニア男子ショートプログラム(SP)が行われ、高橋星名(せな、木下アカデミー)が76・31点をマークし、2位でフリーに進んだ。トリプルアクセル(3回転半)を決めるなど3本のジャンプは全て成功。

スピンではよろける場面もあったが、高得点をマークし、フリー進出を決めた。無事にいい滑りを終えることができたのと、大きなミスなく終えることができたのはいい収穫」とうなずいた。

 周囲の選手からは高橋、中田璃士(りお)、西野太翔(たいが)が「日本ジュニア界の3強」だと言われることも増えた。「昨シーズンは成績も残せた方だが、自分以外の周りのみんなもうまくいってる。一緒になって練習していいのかなって思うときもあるが、3強に入れてもらってて少し自信はついた」と表情を崩した。

 昨季は全日本ジュニア選手権2位、世界ジュニア選手権9位などの成績を残した。今季はジュニアグランプリファイナル出場を目標に掲げ、すでに3試合目の出場。「自分は試合に強い方ではない。練習通り完璧にできるメンタルでもないので、試合を積み重ねていくごとに自分も成長できると思う」と狙いを話した。

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