サマー2000シリーズ第4戦の第61回札幌記念・G2は8月17日、札幌競馬場の芝2000メートルで行われる。

 ヴェローチェエラ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎、父リアルスティール)は3歳時に京都新聞杯3着。

今年に入っても日経新春杯4着、阪神大賞典5着と堅実に走っていて、前走の函館記念でついに重賞ウィナーの仲間入りを果たした。1分57秒6という驚異のレコードをマークした内容からも、北の大地で重賞を連勝する可能性は十分ある。

 ステレンボッシュ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎、父エピファネイア)は今年2戦(大阪杯13着、ヴィクトリアマイル8着)が案外な結果だが、昨年の牝馬3冠1、2、3着の実績馬。いつ一変しても不思議はなく、新馬勝ちした札幌で輝きを取り戻したい。

 ホウオウビスケッツ(牡5歳、美浦・奥村武厩舎、父マインドユアビスケッツ)は昨年の函館記念の勝ち馬。それ以降は勝ち星こそないが、天皇賞・秋で3着、大阪杯で5着とG1でも上位争いに加わっており、G2なら力上位の見立て。

 キング騎手が騎乗予定のシュトルーヴェ(セン6歳、美浦・堀宣行厩舎、父キングカメハメハ)、巴賞を勝ったケイアイセナ(牡6歳、栗東・平田修厩舎、父ディープインパクト)も立ち回りひとつでチャンスはある。

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