◆第73回中京記念・G3(8月17日、中京競馬場・芝1600メートル)=8月12日、栗東トレセン

 エコロヴァルツ(牡4歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父ブラックタイド)は朝一番の時間帯に坂路を63秒7―14秒7。小気味いいフットワークで駆け上がった。

牧浦調教師は「中山記念、大阪杯がいい状態だったので、それに比べると良化途上のなかで帰厩した。やりながら徐々に上がってきている」と納得の表情を浮かべた。

 前走の安田記念は7着。向こう正面での不利も痛かった。「好発を切ったし、もう少し積極的に乗ってほしかった。後手に回ってしまったので…」と悔しさをにじませた。今回は坂井瑠星騎手との新コンビ。「賞金を加算したいところ。ハンデ戦だと背負うので、別定戦のここへ。G1戦線で差のない競馬をしているので、やれる力はあると思っている」と指揮官は力を込めた。

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