大相撲の夏巡業が12日、宮城・仙台市で行われ、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)が、本格的に相撲を取る稽古を再開させた。

 同じ相手と相撲を取る三番稽古で、宮城・栗原市出身でご当所の幕内・時疾風(時津風)を指名。

7番取って6勝1敗。「せっかくだから、地元の力士とやろうと思った。少しずつバランスを見てやっていく感じ」と語った。

 3月の春場所から3場所連続で8勝7敗と苦しい闘いが続く。昨年の夏巡業で腰を痛めた経験もあり、「移動で腰をやられてしまうこともある。稽古の配分を考えてやっていかないといけない」と話した。

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