大相撲の夏巡業が12日、宮城・仙台市で行われ、幕内・王鵬(大嶽)が、関取衆の申し合い稽古で計6番取って汗を流した。

 関取衆の申し合い稽古に連日積極的に参加。

11日に同会場で行われた巡業では、豊昇龍(立浪)と大の里(二所ノ関)の両横綱の胸を借りて三番稽古行う機会もあった。ここまでの巡業の稽古を振り返り「しっかり体は動かせている。番数も自分の中では取れている方だと思うので、このまましっかり続けていけたら」と話した。

 名古屋場所後には自身の後援会で、発足時のパーティーなどを除いて初めての交流イベントを開催。また同後援会のインスタグラムでは、王鵬自身が今巡業で食べた全国各地のグルメを紹介するなど発信が活発になっている。最近の新たな試みは王鵬自身の発案をベースに行われているといい、「僕の方でやりたいことをいくつか簡単に出して、実現できることをやってくれている。今回のイベントも『1回ぐらいできたらいいよね』と言っていた。せっかくお金を払って入ってくれているので、どうせなら面白いなと思ってもらった方がいいなと思う」と思いを明かした。

 番付が上がると注目度が増し、後援者も増えやすいが「番付も関係あると思うが、やはり後援会の宣伝をこまめにやってくださっていることの方が強いのではないかと思う」と積極的な発信に感謝した。今後の展望については「配ることしかできないので、少し難しいかもしれないが、しっかりとしたグッズも作ってみたい」と話した。

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