卓球男子世界ランク37位の宇田幸矢(協和キリン)が12日、都内で母校・明大卓球部の現役学生とOBによるエキシビションマッチ「GOATUS presents 明大ドリームゲームズ」に出場した。
宇田は戸上隼輔(井村屋グループ)と昨年1月の全日本選手権以来のダブルスを組み、シングルスでは対戦相手として戦った。
シングルスも最近は対戦機会がなかった。この日は敗れたが「WTTでもなかなか当たることがなかったし、全日本でも組み合わせで違うところにいたりした。久しぶりに試合をやってみて楽しかったし、大きな舞台で戦いたいなと改めて感じた」と刺激も得ていた。
11日に閉幕したWTTチャンピオンズ横浜では張本智和(トヨタ自動車)が決勝で世界王者・王楚欽(中国)を4―2で破って優勝した。「王選手はずっと優勝していたので、どうやって勝つんだろうと思っている自分もいた。ああやって日本の選手が勝ってくれることで、他の選手も次の大会で頑張らなきゃと思う」。男子代表が活気づくことを期待し、自身も14日開幕のヨーロッパスマッシュ(スウェーデン)へ「初戦からいいプレーで勝ち上がって、次につなげていける大会にしたい」と意気込んだ。