日本テニス協会は13日、オンラインで会見を開き、9月12日に開幕する男子テニス国別対抗戦デビス杯ファイナル予選2回戦対ドイツ(東京・有明コロシアム)の日本代表を発表した。元世界ランキング4位で、現65位の錦織圭(ユニクロ)ら5人が選ばれた。

 錦織は、現在行われているシンシナティ・オープン(米オハイオ州シンシナティ)で、腰のけがから約3か月ぶりにツアーに復帰したばかり。しかし、12日に開幕したツアー下部大会は、肩の故障を理由に、欠場した。

 体調が不安視される中、添田豪日本男子代表監督は「体の状態はまだ万全ではないと聞いている。それを承知で、メンバーに入ってほしいと(お願いし)、お互いに合意している。ひどくならないことを祈ってるが、心配はしているが不安には思っていない」と、錦織との交渉を明かした。

 錦織は、今のところ、24日開幕の4大大会今季最終戦、全米オープン(ニューヨーク)に本戦から出場予定だ。日本代表5人は次の通り。順は最新世界ランキングの順番。また、規則で、ドロー抽選の1時間前まで最大3人の選手を交代できるという。

▼男子テニス国別対抗戦デビス杯ファイナル予選2回戦対ドイツ日本代表

錦織圭(ユニクロ)、望月慎太郎(木下グループ)、西岡良仁(ミキハウス)、綿貫陽介(SBCメディカルグループ)、柚木武(イカイ)

編集部おすすめ