アイルランド、フランスへの遠征を予定しているシンエンペラー(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)が8月26日、栗東トレセンで国内最終追いを行った。CWコースで坂井瑠星騎手が騎乗。

僚馬のジャックオダモ(3歳未勝利)を目標に、切れのある動きを見せた。時計は6ハロン81秒5―11秒0と上々。鞍上は「予定通りメニューをこなせています。去年の今頃と比べると順調。あとは長距離輸送をこなして、このままの感じでいってくれれば」と振り返った。

 シンエンペラーは2年連続で、アイリッシュチャンピオンS・愛G1(9月13日、レパーズタウン競馬場・芝2000メートル)をステップに凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)に挑戦。28日に成田国際空港から出国する。

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