フォワ賞・G2(9月7日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)をステップに、同舞台の凱旋門賞・G1(10月5日)に挑戦するビザンチンドリーム(牡4歳、栗東・坂口智康厩舎、父エピファネイア)が8月27日、仏遠征に向けて栗東トレセンで国内最終追い切りを行った。

 国分優作騎手(レースはオイシン・マーフィー騎手)が手綱を執り、CWコースを単走。

序盤はゆったりと入って折り合いを確認し、直線で気合をつけてしまいを伸ばした。推進力にあふれる伸び脚で力強く加速し、ラスト1ハロンは自己ベストの11秒0(6ハロン84秒4)を計時した。

 坂口調教師は「しまいだけ伸ばす感じでしたが、先週より走りのバランスが良くなって、折り合いがついていました。しまいは今まで一番動いていたし、まだ良くなりそうな感じがします」と順調な調整過程に手応えを示した。29日に成田空港から出国する予定。

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