◆第70回京成杯オータムハンデキャップ・G3(9月6日、中山競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り=8月27日、美浦トレセン
昨年の2着馬タイムトゥヘヴン(牡7歳、美浦・戸田博文厩舎、父ロードカナロア)が、先週に続いて柴田善臣騎手がまたがり、Wコースで追い切られた。
イヴニングスター(6歳1勝クラス)を追走して直線で仕掛けられると僚馬を突き放した。
左肩の負傷により昨年12月から戦列を離れているJRA最年長ジョッキーは、自身の状態について「感覚的に違和感はない。肩は上がるし、休む前より体の調子はいいくらい。半年間、負荷をかけちゃいけなかったし、リハビリはつらかったけど、諦めなくて良かった。楽しく馬に乗れているし、競馬も楽しくできればいいね」と笑顔。京成杯AHでコンビを組む相棒には「昨年は時計が速いわりに速い脚を使ってくれたし、右回りの中山は合う。馬を信じて乗って、(馬に)頑張ってもらえれば」と期待をかけた。
長いリハビリを経たベテランが秋の中山開幕週でターフに戻ってくる。