バドミントン 世界選手権 第4日(28日、パリ)

 女子ダブルス3回戦が行われ、パリ五輪銅メダルで第3シードの志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)は、2―0で世界ランク17位の香港ペアに勝利した。

 今大会を最後にペア解消を発表しているが、気負いはない。

1ゲーム(G)目を5―4から5連続得点を挙げるなど突き放し、21―13でこのセットをしっかり奪った。2Gに入ると一転、相手に攻められ最大5点差までリードを広げられる場面があったものの、持ち味のスピードを生かして5―10からじわじわと追い上げ逆転。21―16でこのゲームも取って3回戦を突破。昨夏、五輪でメダルを手にした思い出の地で順当に勝利を積み重ねている。

 7月にペア解消を発表した。その後、国内最終戦となったジャパン・オープンで4強、中国オープンは初戦で敗退し、今大会が2人で挑むラスト。同大会はまだ過去にメダル獲得はないが、シダマツとして戦うラストマッチで有終Vを目指す。

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