日本ラグビー協会は28日、「パシフィックネーションズカップ2025」でカナダ戦(30日、ユアスタ)に臨む日本代表の登録メンバーを発表した。7月のウェールズ戦で主将を務めたFWリーチ・マイケル(BL東京)が不在の中、新主将にはロックのワーナー・ディアンズ(BL東京)がゲーム主将として登録。
カナダ戦は欠場するフッカー原田衛との共同主将。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)によれば、2人はリーチからの推薦だった。「日本代表の将来像について話した時、次に誰がリーダーを担うのか、という話になった時に、ワーナーと原田が非常にポテンシャルが高いという話があった」。HCは、W杯2大会で主将を務めた36歳の意見を尊重。BL東京ではチームを2連覇に導いたリーダーシップを近くで見てきた2人も「リーチさんはロールモデル。チームの模範となるような言動を参考にしている(原田)」。「リーチさんはパフォーマンスでチームを引っ張るスタイル。自分も普段は喋らない人なので、プレーで引っ張りたい(ディアンズ)」と語った。
国内でのカナダ戦からPNCが幕を開け、渡米後にアメリカ戦、決勝トーナメントと進んでいく。19年以来となる優勝を目指す日本。