◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(31日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・山本由伸投手(27)が8月最終戦となる本拠地・ダイヤモンドバックス戦に先発し、2―0の4回に1点を失った。2点リードの4回は1死からマルテに意表をつく三塁へのセーフティー内野安打を許すと、キャロルに中前打で一、二塁。
初回は上々のスタートを切った。先頭ペルドモを遊ゴロ、マルテを二ゴロに打ち取ると、最後は3番キャロルを中飛に抑えた。難なく3者凡退に封じた。
今季は試合前時点で25試合に登板し、11勝8敗、防御率2・90をマーク。前回24日(同25日)は、敵地・パドレス戦に先発し、6回92球を投げて、4安打2失点で11勝目を挙げた。今月17日に27歳の誕生日を迎えてから初勝利となった。試合後は「感覚はすごく良かったですし、感覚以上にスピードは出てたかなと思います。調子がいい一つ証拠と言いますか、いい時に出る感覚でした」と手応えを口にしていた。
地区優勝へのマジックを「25」としているドジャースだが、2位パドレスとは1ゲーム差。この日を含めてレギュラーシーズンは残り26試合。