2年連続で開幕投手を務めるも現在2軍調整中の楽天・早川隆久投手が、1日に楽天モバイルパーク宮城で行われた1軍投手練習に参加。球場のマウンドを使って投球練習を行うなど、元気な姿を見せた。

「(手応えと不安と)フィフティフィフティぐらいであります」と今の心境を語り、「(調子が)完全に上がりきった状態ではないですけど、やることは変わらない。100%でいくつもりだけどマウンドに立ってみないとわからないので、そういう面での不安はある」と話した。

 7月4日の日本ハム戦(エスコン)で先発も3回6安打6失点でKOされ、翌5日に2軍落ち。ここまでの約2か月で「自分のできることをやって課題を潰していった。焦りはなかった」と話しながら、「なかなか思うようなボールが投げられない。本当に葛藤する時期だった」と振り返った。調子のバロメーターの一つである直球に関しては「東京ドーム(8月26日の巨人との2軍戦)では空振りを真っすぐで取れていた。良くなってきているかなと思う」。CS圏内の3位・オリックスとは現在5ゲーム差。残り26試合、左腕の復活でチームが勢いを増す。

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