日本野球機構(NPB)と12球団は1日、都内で実行委員会、理事会を行った。来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米動画配信大手ネットフリックスが独占放送権を獲得したことについての報告が行われた。
パ・リーグ理事長の楽天・井上智治取締役はネットフリックスが独占放送権を獲得したことについて「12球団、たぶん共通して、非常に残念だなと。日本でこれだけWBCが盛り上がるようになったのは、最初から日本が真剣に積極的に参加して、前回大会は大谷選手も日本チームに加わっていただいて、真剣勝負をやってアメリカでも盛り上がるということなので」と言及。続けて「日本の球団の皆さんはできるだけたくさんの人に見てもらいたいというふうに思っている。ネットフリックスさんが独占的にという話になっていますけど、できればできるだけたくさんの方に見ていただける仕組みを作っていただければありがたい」と地上波放送に限らず、ネットでの無料配信など、様々な可能性を模索したいという考えを示した。