今年5月に中程度のアルツハイマー型認知症と診断されていたことを公表した歌手・橋幸夫が1日までに入院していることを、所属事務所「夢グループ」石田重廣社長が明らかにした。
先日まで石田社長らは全国各所で「夢グループ20周年記念コンサート」を実施。
しかしその翌日、帰京後に病院に行き、そのまま入院することに。当時の様子を「病院に行って、橋さんと言っても大きないびきをして寝てばっかり。顔も橋幸夫さんの顔じゃない。意思の疎通がなくなってしまったとき、どう対処して良いのか分からない」と明かした。7月の会見で説明した橋の状況は真実でなかったとも釈明した。
1週間前に、状況が好転。「社長の名前を言うと目を覚ましたり、反応する」と報告を受けた。石田社長も見舞いに行き「90分、顔を見ながら話した。手をつないでみたら、ちゃんと温かい手だった」と回想。「僕の手を追い払った。ずっと僕の顔をにらみつけるように見て、何かを言いたそうにした」などと様子を明かした。
石田社長はこの日、昨年12月に感じた橋の異変、病の公表に至るまでの会話など10分以上にわたって語り続けた。