バレーボール男子日本代表の高橋藍(サントリー)がデザインコンセプト企画したシューズが2日、契約するアシックス社から発表された。

 この日24歳を迎えた藍は同社を通じ「シューズは一緒に戦うもので、常に自分自身を支えてくれるものです。

一番意識したのはデザインで、バレーボールを夢のあるスポーツにしたいという想いを形にしました。ピンク色は明るく、優しさも感じられ、幼いころから好きなカラーでした。好みのカラーを履くことでテンションも上がりますし、戦う時の気持ちもたかぶり、気持ちの面でもサポートしてくれます。自分にとってもこのような企画は初めてで、アシックスバレーボールとしても新たな挑戦になると思います。ぜひ、このシューズとともに夢をもってプレーしてもらえたらうれしいです」とコメントした。

 藍が手がけたシューズ「SKY ELITE FF MT 3 FUTURITY(スカイエリート エフエフ エムティ 3 フューチャリティ )」は、藍自身が着用している「SKY ELITE FF MT 3」の特別版。「バレーボールを夢のあるスポーツにする」との強い思いが込められており、次世代に向けたデザインになっている。

 ベースカラーには、ポジティブなマインドを象徴する鮮やかなピンク色を採用。アシックスストライプや靴底のトラスティック部にはオーロラカラーを採用し、夢や情熱の輝きを表現した。また、ミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)には、藍から次世代へ引き継がれる意思を着想。さらに、アッパー(甲被)のベロ部には、座右の銘を表現した「BE THE CHANGE, LIGHT THE FUTURE」(勇気と信念が世界を変え

る)を施している。

 11日から同社のオンラインストアで先行販売し、18日から全国のスポーツ用品店などで順次販売される。

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