◆第39回セントウルS・G2(9月7日、阪神競馬場・芝1200メートル=1着馬にスプリンターズSの優先出走権)9月2日=栗東トレセン

 昨年の3着馬のモズメイメイ(牝5歳、栗東・前川恭子厩舎、父リアルインパクト)は、ダートコースから坂路に入って調整された。高野助手は「元気がいいですね。

連日の暑さが心配でしたが、暑い方が体が動くんでしょうね」と笑みを浮かべた。

 期待された前走のアイビスサマーダッシュでは6着と、連覇はならなかった。「昨年よりも時計が速かったですね。スピード勝負になってしまった」と同助手は振り返ったが、決して衰えたわけではない。「前走も調子は良かったですが、今回も落ちた感じはありません。ここも頑張ってほしいですね」。8月28日の1週前追い切りでは坂路で50秒4―12秒4の好時計をマークした。まだ見限れない一頭だ。

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