【オークランド近郊(米国)1日=金川誉】サッカー日本代表は米国遠征(7日・メキシコ戦、10日・米国戦、いずれも日本時間)の初日となった1日(現地時間)、カリフォルニア州オークランド近郊でトレーニングを開始した。この日はランニングなど軽めの内容で、時差調整や疲労回復につとめた。
9月12日には39歳となる長友。30代後半の今、インテル時代に近い強度のトレーニングを自らに課しており「39歳のレベルの負荷ではないと言われるのかもしれないですけど、僕の中では細胞たちがかなり元気にはしゃいでいるので、いい状態に持っていけているなと思います」ときっぱり。さらに「裏で盛り上げるとか、そのフェーズは自分の中では終わり、終了ですね。ここからはレギュラーを奪取するというフェーズに入ってきたので。負荷を上げて、インテル時代の自分に戻すということで取り組んでます」と続けた。
今回の代表メンバーには、移籍問題に揺れてSランスで今季出場がないMF中村敬斗が不在。左サイドを本職とする選手は、三笘薫のみとなっている。現在、長友はFC東京では右サイドバックをつとめることが多いが、22年カタールW杯までは日本代表の左サイドと言えば常に長友だった。今W杯に向けたアジア最終予選では出番がなかった長友だが「いよいよ僕のタイミングが来たな、と。真骨頂を発揮できるな、と。