横浜FMは2日、横須賀市内でホーム&アウェーで行われるルヴァン杯準々決勝の柏戦(3日・日産ス、7日・三協F柏)に向けて冒頭15分のみを公開して全体練習を行った。

 ACLEに出場していたため、横浜FMは準々決勝からの参戦となるが、センターバックを中心に負傷者が続出している現状が悩ましいところ。

8月16日の清水戦(3〇1)では今夏復帰したDF角田が負傷交代し、30日の神戸戦(0●1)はDFデンが欠場。前節まで右サイドバックで出場していたDF松原がセンターバックで出場したが、前半終了間際に膝付近を痛めて負傷交代するアクシデントに見舞われた。

 左膝の負傷で今季中の復帰が絶望的となっているDF渡辺泰基を含めると、CB陣に負傷者が続出中。練習後に取材に応じた大島監督は「徐々に戻ってきてくれるとは思うので、それまでは何とか総力戦で乗り切ってやっていくしかないかなと思っています」と胸の内を明かした。

 リーグ戦は17位で残留争いを繰り広げており、まずはJ1残留が目標となる。ただ、3大会連続ベスト4入り、そして、2001年以来のリーグカップ獲得へのチャンスも残されているだけに、指揮官は「アグレッシブさが出せるメンバーでいければなと思っています。コンディションが良くて、試合に出たくてウズウズしている選手もいますし、そことコンディションとを照らし合わせて、戦う準備ができている人を使っていきたいと考えています」と話した。

編集部おすすめ