テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は5日、「9月病」を特集した。

 これは夏休みが終わり仕事や学校が始まる9月は気温の変化などの影響で心身の不調を感じやすい時期だと言われているもの。

スタジオでは「9月病」への対策などについて心理学者の内藤誼人氏を招き、解説した。

 その中で「9月病」によって「悪いのは全部他人」というような「他責思考」が悪化すると紹介。「他責思考」とは、物事がうまくいかなかった原因を自分以外の周りの人や環境にあると考える心理的な傾向で、結果、これだと現状が何も改善しないという。

 これが9月に悪化する原因を「9月病」で蓄積された疲れや残暑などでイライラが増し、人に八つ当たりしたくなって結果、他責思考につながる。対策としては内藤氏は「猛暑のせいにする」と提言。そうすると人のせいではなく立ち止まって考えることができるという。

 これを受けアシスタントを務める同局の松岡朱里アナウンサーは、自分を責めてしまう「自責思考」だと明かした。司会の羽鳥慎一アナウンサーはコメンテーターを務めるタレントの長嶋一茂に「どうすればいいでしょう?」と尋ねると「ずうずうしく生きることですね」などとアドバイスした。

 さらに松岡アナは、毎日、仕事で反省点を書き留めておく「反省ノート」を書いていることを明かした。これに長嶋は「書いたらどっか捨てた方がいいね」とアドバイスし「一回書いて忘れちゃう」と提言した。これに松岡アナは「へぇ~」と感心しうなずいていた。

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