大相撲秋場所(14日初日、東京・両国国技館)にむけた横綱審議委員会による稽古総見が5日、国技館内の相撲教習所で行われた。横綱・大の里(二所ノ関)は同・豊昇龍(立浪)、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)と相撲を取り11番だった。

過去2勝6敗(不戦勝1つ含む)と苦手の豊昇龍に最初の手合わせで切り返しを食らった。

 その後、得意の右を差して寄り切るなどしたが馬力を見せられずに、3勝8敗だった。「いやー全然。バラバラだった」と反省した。新横綱だった名古屋場所は11勝で優勝できなかった。「同じ失敗をしないようにしたい。最後まで優勝争いという思いでやりたい」と意気込んだ。

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