B1レバンガ北海道の小川嶺会長、折茂武彦社長らが4日、北海道庁と札幌市役所を訪れた。秋元克広市長らに今季の意気込みを語るとともに、新アリーナ構想の進捗状況も明かした。

 小川会長は、スキマバイトサービス「タイミー」の社長で、6月にレバンガ北海道のオーナーに就任。札幌駅周辺で敷地面積3ヘクタール(約9000坪)以上、収容人数1万人超の新アリーナ建設構想を打ち出している。

 現状では、JR苗穂駅周辺や中島公園などが候補に挙がっている。先日、JR北海道・綿貫社長と面会したことを認め、「JRさんの場所に関しても工場として今も稼働しているような状況。そこで働かれている従業員の方もいらしゃるので、そんなに簡単な問題ではない。そういう中でも、札幌駅周辺という場所では非常に良い場所だなと改めて思っている。何か良い話ができたら」と、他候補地を含めて今後も検討を重ねていく構えだ。

 構想発表後、札幌市外からの提案もあったが、当初計画通り同市内で建設する方針は変わらない。候補地選定の期限について小川会長は「前回ここ(札幌市役所)に来させていただいた時にも1年以内というところをお話させていただいたので、そのスケジュールと考えている。簡単なゲームをやっているわけではない。レバンガが優勝するくらい難しいことをやっていると思っている。レバンガも優勝できるチャンスはいっぱいあると思っていますし、挑むことによって多くの協力者が生まれてきている。

挑戦し続けるだけ」と話した。

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