サントリーホールディングス(HD)の新浪剛史元会長(66)が3日、経済同友会の代表幹事定例記者会見に出席。23年4月から同友会の代表幹事に就任していたが、「当面は活動を自粛し、(代表幹事は)代理をお願いしたい」と述べた。

 新浪氏をめぐっては、購入したサプリメントが大麻由来の成分を含み、違法の疑いがあるとして福岡県警の捜査対象となり、1日付けでサントリーHDの会長を辞任していた。

 新浪氏は会見で、違法となる大麻成分が検出されたサプリについて「法を犯しておらず、潔白であると思っています」と明言。「捜査対象のサプリは所持したことも使用したこともない」としたうえで「しかし私の不注意であり、ご迷惑をかけて申し訳ありません。調査に全面的に協力したい」と頭を下げた。

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