テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は3日、サントリーホールディングス(HD)が2日に新浪剛史会長が1日付で辞任したと発表したことを報じた。

 新浪氏が購入したサプリメントが大麻由来の成分を含み、違法の疑いがあるとして福岡県警の捜査対象となったため。

取締役や監査役の全員が一致して辞任を求める方針を確認し、新浪氏から「一身上の理由」とする辞任届を1日に受理した。

 新浪氏は2023年4月から経済同友会代表幹事。政府の経済財政諮問会議の民間議員を長く務める。新浪氏自身は今回の辞任について「会長の仕事を続けられなくて残念」とのコメントを発表した。

 コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は新浪氏を「大きな企業のトップだけじゃなくて経済団体の代表でもあったわけですよね」と指摘し「そういう立場がある人物は、自らの責任を持って君子危うきに近寄らず、っていうことで処している方が多い…ほとんどそうだと思うんですけど」と示した。

 その上で「これは実際、今のところ推定無罪ですから。立件されるかどうか分かりませんけど、何か少し私生活の部分で甘さがあったのかもしれないですね」と指摘していた。

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