フィギュアスケート チャレンジャーシリーズ 木下グループ杯 第1日(5日、関空アイスアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、北京五輪団体銀メダルで今季限りでの引退を表明している樋口新葉(ノエビア)は59・43点だった。

 ブルーの衣装で「My Way」に思いを込めた。

冒頭の2回転半、続く3回転ルッツ―2回転トウループ、3回転フリップを着氷。ステップシークエンスで転倒し、苦笑いを浮かべる場面もあった。「予定外のミスが出たので、滑っている途中で笑ってしまった。ああいう笑い方をするところのステップではないので、次の試合では修正したい。ジャンプは思ったよりもよくできたと思う」と振り返った。

 6日のフリーに向けて「最後まで滑りきれるかどうかっていうところを確認したい。まず、ジャンプどうのこうのというよりも、最後まで力強く、スピードを落とさずに滑りきることが自分としては課題。ジャンプ失敗しても流れを途切れさずに、最後までテーマを思いっきり表現できるようにしたい」と意気込みを語った。

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