バレーボール女子 世界選手権(6日、タイ・バンコクほか)

 準決勝で、15年ぶりのメダルを目指す世界ランク5位の日本は同4位のトルコと対戦する。勝って決勝に進出すれば銀メダルを獲得した1978年大会以来、47年ぶりとなる。

主将の石川真佑(ノヴァーラ)は準決勝へ「自分たちは(点数を)取り切る力はあるので、自信を持ってやりたい」と意気込んでいる。

 2023年W杯、ネーションズリーグ(NL)女王のトルコとは日本の13勝11敗。パリ五輪切符を懸けた23年W杯では1●3で敗れたが、直近の24年NL1次リーグ、今年のNL準々決勝では、日本がともに3〇2で勝利している。トルコには23年NLでMVPに輝いた194センチのオポジット・バルガス、195センチのアウトサイドヒッター・カラクルトがおり、準々決勝の米国戦でともに20点以上を記録。高さのある大砲に要警戒だ。

 トルコ人のフェルハト・アクバシュ監督率いる日本は、1次リーグを全3勝突破し、決勝トーナメント初戦でタイにストレート勝ち。準々決勝ではオランダに3―2の死闘の末に競り勝ち、4強入りを決めた。4大会ぶりのメダルを懸けた強豪との戦いがいよいよ始まる。

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