大相撲秋場所(14日初日・両国国技館)の新弟子検査が5日、国技館内で行われ、受検者3人全員が身長167センチ以上、体重67キロ以上の体格基準を満たした。内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。

モンゴル出身のガンバト・オトゴンバト(玉ノ井)は197センチ、173キロでパス。関取最長身の金峰山(木瀬)を2センチ上回った。

 母国モンゴルでは幼少期から体が大きかったため、1年早く5歳で小学校に“飛び級”入学したという逸話を持つ。中学や高校、大学も本来は1学年上の同級生たちに囲まれてきた。来日は2019年5月。高知・明徳義塾高へ相撲留学し、東洋大に進学したが、玉ノ井部屋に入門が決まり、中退した。文字通りの大器は「大相撲に入るために日本に来た。若いうちにいけるところまでいきたい」と意気込んだ。

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