東映、南海、阪神で活躍したレジェンド・江本孟紀さん(78)が6日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演。社会人野球の熊谷組を経て入団した東映から1年でトレードされた過去を振り返った。
今回は「プロ野球トレード物語」。トレードを経験したレジェンドたちが今だから話せる裏話や爆笑エピソードを明かした。
「僕は1年目からトレードだから。プロ野球史上いないでしょ、誰も」と1年で東映から南海にトレードされたことを自虐的に回顧した江本さん。
MCの浜田雅功に「よっぽど嫌われてたとか?」と聞かれると「まあ、見る目ないヤツが多いからね、プロ野球というのは」と返答。浜田に「すごいこと言いますけど、死ぬつもりですか?」と聞かれると「遺言の代わり」と苦笑した。
さらにトレードを知らされたのが熊谷組時代から通っていた東京・飯田橋の喫茶店のおばちゃんだったことを明かすと「東映の秋季練習が終わって、ちょっと田舎に帰るかって高知に帰ったら、おばちゃんから電話がかかってきて『あんた、トレードよね』って」と再び苦笑。
「『知らんやん、そんなもん』って言ったら『新聞に出てた』って言うんですよ。それで球団に電話して『俺、トレードですか?』って聞いたら『そうだよ、(東京に)帰ってこいよ』って。そんな、いい加減な球団でしたよ」と回顧していた。