◆全日本プロレス「第12回 王道トーナメント」(6日、栃木・ライトキューブ宇都宮)観衆598

 全日本プロレスは6日、栃木・ライトキューブ宇都宮で「第12回 王道トーナメント」2回戦を開催した。

 無差別級のトーナメントで最強を決める大会。

今年は昨年の覇者の綾部蓮、三冠ヘビー級王者・斉藤ジュンら16選手が参戦。8・24後楽園ホールで開幕し、9・15に後楽園で準決勝、決勝戦を行い優勝を争う。

 宇都宮大会では、1回戦を突破した関本大介とオデッセイが激突。破壊的なパワーが真っ向からぶつかる熱闘は、10分30秒、横入り式エビ固めで関本がオデッセイをフォールし準決勝進出を決めた。

 メインイベントでは、宮原健斗が野村直矢と対戦。かつて同じユニット「NEXTREAM」に加入した両雄。2022年9月の三冠ヘビー級選手権以来の一騎打ちは、激しいエルボー合戦を展開。両者が持てる技のすべてを出し尽くす激闘は、宮原がシャットダウン・スープレックスで4強進出した。

 

 試合後、9・15後楽園で対戦する関本がリングイン。関本へ「9月15日、楽しみにしてるぞ」とメッセージを送ると、関本も「楽しみにしてるのは、宮原、オマエだけじゃねえんだよ。9月15日、勝負だぞ、オラ!」と去った。

 バックステージで宮原は準決勝へ「9月15日、後楽園ホール、王道トーナメント、いよいよファイナルだ。

関本大介、テメエもどうやら楽しみにしてるらしいな。さあ、久しぶりだな、関本大介。後楽園ホールで必ず俺が2025王道トーナメント優勝トロフィーを掲げるんだ。俺をプロレスファンが待ってるからな」と誓った。

 準決勝、決勝が行われる9・15後楽園。準決勝もう1試合は綾部蓮と本田竜輝が対戦する。それぞれの勝者が今年のトーナメント王者を争う。

 ◆9・6宇都宮全成績

 ▼第1試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合&アジアタッグ選手権試合前哨戦6人タッグマッチ 20分1本勝負

青柳優馬、○青柳亮生、ライジングHAYATO(12分11秒 逆エビ固め)鈴木秀樹、MUSASHI、小藤将太●

 ▼第2試合 ゼンニチ本隊 vs バカの時代 タッグマッチ 20分1本勝負

佐藤光留、○真霜拳號(9分33秒 無道)田村男児、井上凌●

 ▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負

○綾部蓮、デイビーボーイ・スミスJr.(7分51秒 デスルーレット→片エビ固め)本田竜輝、大森北斗●

 ▼第4試合 斉藤ブラザーズ vs HAVOC タッグマッチ 30分1本勝負

芦野祥太郎、○ザイオン(10分57秒 ダイビングヘッドバット→片エビ固め)斉藤ジュン、”ミスター斉藤”土井成樹●

 ▼第5試合 王道トーナメント 2回戦 時間無制限1本勝負

○関本大介(10分30秒 横入り式エビ固め)オデッセイ●

 ▼同

○宮原健斗(20分38秒 シャットダウンスープレックスホールド)野村直矢●

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