阪神11R・セントウルステークス・G2・馬トク激走馬=アブキールベイ

 単勝15番人気の葵Sで重賞初制覇を飾ったファインニードル産駒。直線で馬場の中央を一気に差し切った勝ちっぷりに岩田望来騎手は「ペースが速く、いいところで折り合いをつけて(直線で)いい脚を使ってくれたので良かったです。

成長したらもっと上のクラスでやれると思います」と将来に期待していた。

 前走の北九州記念は初の古馬相手。体重も12キロ減だったが、4角で外を回しながら、1、2着を追い詰め、半馬身、首差の3着。ゴール前の脚は完全に上回っていた。

 坂井瑠星騎手も「しっかり脚を使って力を出し切ってくれました」と評価。中間、陣営からも芯が入ったとのコメントもあり、今まさに充実期と言っていい。坂路での追い切りも躍動感にあふれており、絶好。吉村誠之助騎手との初コンビも楽しみな要素だ。

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