俳優・吉沢亮の主演映画「国宝」(李相日監督)が6月6日の封切りから9月7日までの94日間で、観客動員数946万人、興行収入133億円を突破したと8日、配給の東宝が発表した。映画配給会社「GKIDS」によって来年初頭に北米で公開されることも決定した。

 吉沢演じる主人公・立花喜久雄が大物歌舞伎俳優に引き取られ、芸に生涯をささげる物語。第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に選出。今後は、米国アカデミー会員の審査を経て最終選考の15本が発表され、さらにそこから5本に絞られたノミネート作品が発表される。受賞結果は来年3月15日の第98回アカデミー賞授賞式で発表される。

編集部おすすめ