【競馬】大井所属のディクテオンがコリアカップV 海外ダート重賞では地方所属馬初の快挙
 コリアカップ(GⅢ・1800m・11頭立て)が7日、韓国のソウル競馬場で行われ、大井所属のディクテオン(騸7、荒山勝徳厩舎)が優勝した。地方競馬所属馬の海外ダート重賞制覇は初。
また、2023、24年に連覇したクラウンプライド(JRA)に続いて日本馬による大会3連覇となった。

 ディクテオンは後方で脚をためると、3~4コーナーから徐々に位置を上げ、直線では外に出し末脚を鋭く伸ばしてゴール前で差し切った。

 鞍上の矢野貴之騎手は「韓国で騎乗するのは3回目となりますが、このようなビッグレースで結果を出すことができてホッとしています。レースは少頭数で理想通りの展開、動きたいときにいけたのが勝因だと思います」とコメント。

 荒山勝徳調教師は「スタートしてからのポジション的には良いところに付けたと思いました。(ディクテオンが)ゴール板を駆け抜けた瞬間は感慨深く、思わずウルっときて、涙をこらえてしまいました」と喜びの声を上げた。

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コリアカップを制したディクテオン(写真提供:NAR)

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