
ディクテオンは後方で脚をためると、3~4コーナーから徐々に位置を上げ、直線では外に出し末脚を鋭く伸ばしてゴール前で差し切った。
鞍上の矢野貴之騎手は「韓国で騎乗するのは3回目となりますが、このようなビッグレースで結果を出すことができてホッとしています。レースは少頭数で理想通りの展開、動きたいときにいけたのが勝因だと思います」とコメント。
荒山勝徳調教師は「スタートしてからのポジション的には良いところに付けたと思いました。(ディクテオンが)ゴール板を駆け抜けた瞬間は感慨深く、思わずウルっときて、涙をこらえてしまいました」と喜びの声を上げた。
コリアカップを制したディクテオン(写真提供:NAR)