9月7日の阪神5R・2歳新馬(芝1800メートル=6頭立て)は、2番人気のキッコベッロ(牡、栗東・友道康夫厩舎)が勝利した。父スタディオブマンはディープインパクト産駒の仏ダービー馬。

JRAでは出走3頭目、延べ16戦目で初勝利だった。勝ち時計は1分47秒5(良)。

 道中は前2頭と離れた3番手。力むことなく、スムーズに追走した。余裕ある手応えで直線に向き、俊敏な反応でスパート。残り100メートルで1番人気のアルヴァンドルード(坂井瑠星騎手)をとらえ、2馬身差で快勝した。

 友道調教師は「装鞍所から落ち着きがあった。競馬の内容も1番人気をマークして後ろから行って、折り合いもついていたし、100点満点の新馬戦でした」と笑顔。「体も動きも、ディープっぽいところはありますね」と祖父になぞらえた。川田将雅騎手は「独特なフォームですがいい動きができるので、このまま順調に育っていってくれれば」と期待をかけた。

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