◇ラグビー アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2025 日本 47―21 米国(6日、米サクラメント)

 1次リーグB組の第2戦で、世界ランク13位の日本は、同18位の米国に47―21で勝利。2連勝で準決勝(15日)進出を決め、オンライン会見したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「後半に対応できたのがよかった。

後半20~30分でいいコントロールをみせて、アメリカを支配できた」と一戦を振り返った。

 この日ゲーム主将を務めたロックのディアンズ(BL東京)は、主将2試合目。2トライの活躍を見せた。前半26分、敵陣左サイド深くのラインアウトからボールを受けると、相手の守り4人を弾きながらトライエリアへ。33―14の後半22分は、敵陣22メートル内で右に回り込んでボールを受け、快足飛ばしてトライ。「藤原さんがスペースを探していて、自分が走り込んだ」とディアンズ。ジョーンズHCも「足、ハヤイネ!」と満面の笑みを浮かべた。

 2019年以来の優勝を目指す日本、準決勝はトンガ戦を迎える。自陣ゴール前での守り、規律はカナダ戦に続き課題に挙がったが「特にトンガは順目に強いキャリーをしてくるので。スピードで上回って、コンタクトで勝てるようにしないといけない」とディアンズ。指揮官も、米国に最後に与えたトライを引き合いに「唯一、気にくわないのが最後のトライ。次のトンガは重い相手で跳ね返さないといけないので、そこをしっかりと取り組みたい」と話した。

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