◆女子プロゴルフツアー ゴルフ5レディス最終日(7日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ=6505ヤード、パー72)
5日から3日間で開催される予定だったが、5日は台風15号の影響で中止され、2日間で2ラウンド36ホールの短縮競技となった。3人の首位タイからスタートした20歳のルーキー荒木優奈(Sky)が、好調の柏原明日架(富士通)に1打だけ競り勝ち、ツアー初優勝を飾った。
荒木は昨年11月、プロテストに合格し、今季からツアーに参戦。新人ながら、5月のブリヂストンレディスで2位となるなどトップ10入りが6回。安定したゴルフを見せていた荒木が、今大会のしびれる優勝争いでも最後まで落ち着いたプレーを貫いた。
柏原は1打差の2位。前半の9ホールを3バーディー、ボギーなしの33で回り、通算11アンダーとして、ハーフターンでは単独首位と抜け出した。3週前のNEC軽井沢72で6年ぶりの復活優勝。好調の29歳は今季2勝目、通算4勝目に向けて順調にゲームを進めていたが、10番パー4でトラブル発生。第1打が右サイドのカート道に着弾して右サイドの崖下へ。ボールは木の根元で打てずにアンプレアブル。第3打はグリーンを外した。
2打差の3位は永井花奈(ServiceNow)。一時は首位に並んだ政田夢乃(なないろ生命)らが3打差4位だった。