◇体操 男子種目別メダリスト選手権(7日、東京・エスフォルタアリーナ八王子)

 世界選手権(10月、ジャカルタ)の種目別代表の南一輝(エムズスポーツクラブ)が、床運動で14・099点を出し、2位に入った。

 床運動のスペシャリストだが、着地が決まらないなど完成度を上げきれず優勝を逃した。

南は「最近、両足のアキレス腱(けん)がすごく痛くて練習がつめていなかったのもあって、こういう演技になってしまった。痛みはあるが、世界選手権に向けてしっかりここから調整していって治せていければいいのかなと思います」と前を向いた。

 世界選手権では、過去2度(21、23年)の銀メダル以上を目指す。所属先のユニホームではなく、ただ1人、日本代表のユニホームで出場した南は「世界選手権を想定して。より気が引き締まったし、完璧に通し切れれば良かったんですけど、そこが自分の弱さ。そこをここから詰めていきたい」と前を向いた。

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